人民の人民による人民のための政治

 

lincoln

人民の人民による人民のための政治~government of the people, by the people, for the people~

 

ちょうど150年前にあたる1863年11月19日、エイブラハム・リンカーン米大統領が、南北戦争の激戦地となったゲティスバーグで戦没者を祀った国立墓地の開所式で述べた言葉として、よく知られています。
この言葉は、民主主義の基本と言われていますが、150年の時を経て、もっと大切にすべきと考えます。

 

先般行われた川崎市長選挙は、前回の36.09%を下回る32.82%と、ついに3分の1を切ってしまったという事態です。争点がわかりづらいということと、選挙が行われていることが認識されていなかったことが理由として挙げられます。議会人として、行政のトップを決める選挙を周知しきれなかったことを反省するとともに、市長選挙のあり方も考えなければならないと思います。教育・子育て・福祉の課題はもちろん、その具体的解決を進めるための財政政策について政策論争が行われないままに選挙が終わりました。

 

市長選挙では政策論争が行われなかったので、新市長が考える具体策はまったく見えて来ません。人民の人民による人民のための政治を実現するためにも、議会としての役割をしっかり果たして参ります。