風の谷幼稚園の卒園式で感じること

kaze第17回風の谷幼稚園卒園式に出席しました。
思い起こせば、私は、第8回から毎年出席し、今回は10回目の卒園式です。
そして、本日は来賓代表の祝辞を述べさせて頂きました。
毎年、入園式、バザー、運動会、音楽の会、卒園式にお招き頂いています。
運動会や音楽の会は、秋に開催されるため、特に年長児の成長を感じることができますし、卒園式は凛々しい年長児の姿に感激します。

入園時に、泣いたり、落ち着きなかったりした子どもたちが、こんなに素晴らしい子どもに成長するのかと、微笑ましいです。

毎年、川崎フロンターレ栗平グランドで開催される運動会での、年長児が年少・年中児を応援したり、アドバイスする姿。
音楽の会では、まっすぐな心と芯の強さを感じる歌声。

自ら考え、仲間と議論し、一つのものを作り上げていく姿を、園のイベントを通じ、見て、感じることができます。

仲間を思いやって、仲間のために行動する。
年長児が年少児・年中児の面倒をよくみる。
そんな子どもたち。
卒園式の最中、在園児の一人がボソッと、
「卒園しちゃうのか」
と寂しそうに言ったことが、風の谷の子どもたちの心の中にあるものなのだと。

生きる力を自然に引き出す教育を行っている風の谷幼稚園。
風の谷の子どもたちは、のびのび、健やかに、人や自然を大切に、優しく、力強く生きています。
子どもたちの成長が楽しみであると同時に、一人の大人として、政治家として、しっかりと社会づくり、地域づくりをして行かなければいけないと、改めて決意をしました。
毎度、風の谷を訪れると、子どもたちにエネルギーをもらいます。