答弁調整

toubencyosei

来週の月曜・火曜は各会派の代表質問。

会派所属時代は代表質問で2度登壇し、副団長でしたから毎議会の代表質問のとりまとめを行っていましたので、今と違う忙しさでした。

忙しいレベルは今の方が大変ですが、会派幹部だと調整に追われていましたので、まぁ今の方が自分らしいですね。

代表質問では議案について所属委員会以外でも質疑できます。

しかし、私のような無所属議員は、公開の場では所属委員会の質疑のみで、他は控室で行われるレク(行政が議員に説明する場)での議論になります。

 

答弁調整

答弁調整というのは、事前に質問書を行政当局に投げかけ、事前に「こんな形の答弁になります」という説明を受けることです。
場合によっては質問を変えることがあったり、担当が変わることがあったりします。
例えば局長答弁の予定が、副市長に変わるということや、別の局長からも答弁を受けるというケースもあります。

レクの場と同様に答弁調整も、控室で行政側とやりとりすることが中心になり、1人30分ある一般質問の当日はほとんど調整が済んでいるのが、川崎市議会。

 

でも、「ほとんど」ですから、それはいきなり現場で変えることもあります。

事前の答弁がおかしければ、質問をカットして答弁させないという作戦に出たり、事前に質問と答弁をやりとりせずに丁々発止でやったこともあります。

 

ただ、答弁調整はいいこともあります。

質問の意図が伝わらずに、答弁が噛み合わないようなことにならないようにするというのが一番でしょう。

国会中継を見ていて、そんな場面がありますよね?

また、意図が伝わっていない振りをされることもありますね?

こういったことを避けるために、事前調整はあります。

しかし、事前調整していても、何度も噛み合わないということがあったり、事前調整を繰り返していても答弁が明確に上がらなかった場合は、本会議でやり取りになります。

 

ちなみに、川崎市議会は、常任委員会はフリートークで時間無制限です。

今回の一般質問の予定はある程度決まって来ました。

事前調査の段階で、ほぼ内容は告知しているようなものです。

16日から始まる一般質問ですから、それまでたっぷり準備して挑みます。