働き方改革とICTvol.1~テレビ会議システムの活用から~

hataraki1 テレビ会議システムの活用で、移動時間の削減を進めるべきと提唱して来ましたが、ようやく働き方改革の一環で試行実施が行われるようになりました。

市役所と各区役所をつなぐことができるテレビ会議システムが昨年7月に導入されました。危機管理目的として、災害時に市役所と各区役所との連絡調整を行うために設置され、想定研修を行っている程度の利用状況。このシステムを活用したテレビ会議の試行実施を今年度に予定しているようですが、いざ使い始めると、課題が出て来るわけですが、この1年ほとんど使っていなかったため、本格的に使用した場合の課題はこれから出て来ると考えられます。

危機管理担当の職員は全員使えるテレビ会議システムということですが、緊急用としてしか使っていないため、書類データのやり取りやホワイトボードの活用等と言った部分まで踏み込んではいないと思われます。

そして、今年度はどのような会議がテレビ会議に適しているかを含め、検討していくということですが、私からすると、どんどん使って行って課題を見つけていくべきと思います。

ただ、これまで私が提案し続けてきたテレビ会議システムが導入され、この活用により、市民サービス向上につなげられます。例えば、市役所でしかない担当窓口を区役所とつなぐことで可能にできれば、麻生区の人がわざわざ市役所に行かなければいけなくなるケースはさらになくなります。

働き方改革から始まり、市民サービスにつなぐ、積極的な活用と拡大ができるよう、今後も議会での提案を進めていきます。