7月10日~12日の3日間で、国産木材利用促進に関する視察で北海道を訪問しました。
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視察行程
7月10日:研究機関の視察
地方独立行政法人北海道立総合研究機構森林研究本部林産試験場(旭川市)
※視察後、北見市へ移動
7月11日:木育・木製品の視察
オホーツク木のプラザ(北見市)
木のおもちゃワールド館ちゃちゃワールド(遠軽町)
オケクラフトセンター森林工芸館(置戸町)
7月12日:伐採現場・製材工場・集成材工場視察
北海道森林組合連合会北見営業所
北見広域森林組合本部
北見広域森林組合伐採現場
北見広域森林組合北見工場(製材工場)
協同組合オホーツクウッドピア(集成材工場)
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視察の目的
3日間で9カ所訪問の7カ所視察というスケジュールでした。
今回の視察は、川崎市では木材利用促進フォーラムか開催されており、木材の活用を進める方針が示されています。
しかし、伐採に適している適齢期を迎えた樹木の伐採がコストの関係で進まなかったり、木材関連事業者の数が減少したりという傾向にあります。国産木材利用促進と言っても、ただの価格競争では外国産と比較されてしまったり、安定供給がなされない可能性があったりという理由など様々な課題があります。
現在、全国的に公共建築物への国産木材利用を促進している傾向があるものの、その先に民間レベルでの利用を進められる道筋を作らなければいけません。
そこで、どうすれば、国産木材の利用が高まるか?についての調査として、川崎市という消費地側の立場の政治家が、生産地を視察することにしました。
当然、神奈川県も森林の生産地の一つでありますが、今回は建築材だけでなく、「木育」や「木製品」をまとめた調査と言うことで、北海道を視察することにしました。
今回の視察にあたり、視察先関係各位には様々なご協力を頂きましたことに感謝申し上げます。特に3日目については、北海道森林組合連合会北見営業所様に視察先の紹介から案内までご尽力頂き、一日で多くの現場の視察が実現できましたこと、心より感謝申し上げます。