40歳の節目

私は今年の11月で40歳になります。

40歳になると、介護保険第二号被保険者になり、保険料を納めることになります。

そして、40歳を迎える年の4月1日からメタボ検診が受診できます。

これを機会に、脱メタボを目指しています。

これまでは、趣味ダイエット、特技リバウンドという自慢にならない状況でしたので、体重の減量だけでなく、健康的な身体づくりを目指し、維持できるようにと取り組んでいます。

まぁ、結果はまだまだこれからですが・・・。

 

40歳になると、ある程度人生の後半の予測がつきます。

結婚や子育ての予定のある人とそうでない人。

親や家族の健康状態による疾患の予測。

 

そこで、40歳は、介護保険料を納めるという経済的な影響のある年齢であり、立ち止まって考えるには適している時期として、これまでも川崎市議会で健康増進・介護予防・将来設計を考える節目の取組を提案して来ました。

川崎市では、行政の通知が多いので、改めて40歳に向けたものを出すのは難しいという見解でした。

しかし、多摩市では、「for40」という広報誌を出し、40歳からのライフステージを考えてみることや、健康について、食事や運動・健康診断についても簡単に説明しています。

この広報の効果がどの程度出ているのかは分かりませんが、40歳で介護保険料が引かれる機会を活用し、啓発するということは、川崎市よりも多摩市のほうが先進的に考えていると言えます。

 

ここ数か月、介護予防の勉強会をしていますが、自分が思うように生きるためには、自分で自分の健康をしっかり考えることが大切です。また、予防の専門的見地からの指導を受けるということも大切です。

例えば、流行り廃りのある「〇〇健康法」に振り回されがちですが、予防専門員、あるいは未病対策専門員を設置し、一定のルールを定めた上での予防を進めることが大切です。

 

40歳でライフステージを見つめ、自らの健康について考えることが、介護給付の抑制につながり、社会貢献につながります。

昭和53年世代のみなさん、また、同年代のみなさん、立ち止まって考えてみましょう。