市役所新本庁舎新築工事の入札不調

昨日の総務委員会で報告がありましたが、市役所新本庁舎新築工事の入札不調。

新本庁舎は、高さ116mの高層ビルを総事業費440億円で計画しています。
入札不調が3度続き、その結果、竣工が9ヶ月遅れる事態となっています。
仮移転先の賃料はこの9ヶ月で7億円ということですが、再設計を含めた諸経費の試算は秋ごろになるということ。
440億円は、当時の消費税8%で考えているため、10月より消費税10%になるので、遅れが出ればれるほど、消費税の差額も増額されていくことになります。

今日の委員会での入札不調の主な理由は2つ
1、オリンピック等の影響による材料費や人件費の予想を超える高騰。
2、新本庁舎という特殊なものなので、建築的難易度が高い。そのため、市が委託して設計された図面をもとに積算する期間を長く設けるべきだった。

オリンピックは予定通り行われるので、積算の見通しが甘かったのではないかと思われます。
また、建築難易度が高いという理由がありましたが、そもそも学校や市営住宅以外は、市が建てる物件は、特殊性のあるものばかり。今回の事態は、委託した設計業者の方に責任があるのか、発注側の市側に責任があるのか、両者に責任がある場合、どのような部分に責任があるのか、明確にすべきと考えます。
しかも、委託した設計業者に、また再度設計を依頼するということ。責任の所在が明確ではない中で、無償でやり直しをさせるのではなく、有償というのは、理解に苦しみます。

不調理由は、責任の所在が曖昧で、どこを反省点としてクリアすべきかが明確になっていません。
「反省」について責任を追及するのが目的ではなく、反省からよりよいものを生まなければ、入札不調は市民の負担を増やし、信用を失うだけになります。

誰のための市役所か?
誰のお金で建てるのか?
市民のため、市民の税金で建つもの。
これからもしっかり注視していきたいと思います。

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