頭の体操

昨日、知り合いの中学3年生に勉強でわからないところを教えてほしいと言われました。(ドキッ!)
科目は高校の数学Ⅰでした。(ホッ!)
一応、大学時代は塾講師や家庭教師で数学を教えていたことがあるので、ちょっとホッとしました。
私は、数学Ⅰが、数学Ⅰと数学Aに分かれた新課程初年世代で、何ともなつかしい限りでした。

高校受験が終わったばかりなのに、すぐに勉強を始めるという心構えに脱帽です。
私は受験が終わると必ず気が抜けて、どの課程でも1年生の成績は惨憺たるものだったので・・・。

平方完成や2次関数のグラフ、頂点の座標など、懐かしい言葉が並ぶ中、教えていながら、久々に頭の体操になりました。
数学は答えがひとつだという言葉がありますが、その答えを導き出す方法は数通りあります。
高校2年の数学になると、「解なし」という答えさえあります。

子どもの頃、答えを出すのに、他の子どもたちがみんな導き出すプロセス以外のものばかりで答えていました。
答えは正解でも、別の考え方があることにいつも驚いていたことを記憶しています。

頭を柔らかく、いろんなプロセスを考えられる政治家になるために、たまには数学を勉強することはいいですね。