川崎市議会議員(麻生区)
月本たくや<無所属>

「麻生から新しい川崎へ」
一人一人を大切に歩むまちづくり

地味だけど大切な議論

私は今年の1月より、議会運営検討協議会委員として、議会改革の現場で議論を進めています。
議会運営検討協議会は、16項目のテーマの議論を行うために、議会運営委員会から委託をされてできた協議会で、正副議長会派(議会運営委員会正副委員長会派)から正副座長を出し、交渉会派から出された各1名を委員として運営されています。また、議会運営委員会の正副委員長が同席し、協議会の求めに応じ発言します。

「市長の決算審査特別委員会出席について」
このお題目が、現在の議会運営検討協議会で議論されているテーマです。
非常に地味です。
国も地方も予算を重視するあまり、決算はあまり注目されていないことが民間との違いの特徴の一つと言えます。
しかし、税金の使い方が適切だったかを検証し、総合計画がどのような形で進捗しているか。また、計画がどのような状況で変更または見直しが進められ、その効果はどうなっているのか。さらに、その次の年度予算にどうつなげていくか。
決算は非常に重要な議論です。
川崎市の決算審査特別委員会には、予算執行の最高責任者である市長が出席していないのはおかしいという発想から、このテーマが議論されることになりました。
しかし、市長の出席を求めるかどうかの議論もさることながら、決算審査が今のやり方でベストなのかどうかを議論することになり、現在は決算審査特別委員会のあり方になっています。
これはいい傾向で、この議会運営検討協議会が単に議会運営委員会から検討項目として出された範囲に限定することなく、一つの疑問から派生して、そもそも論の議論が始まっているということです。
これまでの決算審査特別委員会は、議会推薦の監査委員2名を除く58名の議員で構成されており、質問と答弁を合わせて1人30分の努力目標時間で審査が行われていました。
川崎市にはそんなに大きな部屋がないので、この委員会は本会議場を使用してほぼ全員構成。質問は議員個々人の判断で行われ、質疑が集中する分野とまったく質疑が行われない分野に差が出てしまう実情がありました。
今回、議会運営検討協議会で、そもそもの決算審査特別委員会のあり方を見直そうという私の発議から、分科会方式が検討され、議論が進んでいます。
分科会方式導入になると、局別審査を行うため、質疑が同じ局に集中することなく、今まで質疑されなかった分野でも審議が深くなる可能性を持っています。
ほとんどの会派が同じような疑問を持っていたため、分科会方式の採用については概ね合意ができ、具体的な運営方法に議論が進んでいます。今後は、平成24年度の決算、すなわち来年9月の決算議会での実現に向け、しっかり取り組んで行きます。

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