幼稚園の運動会

昨日、とある幼稚園の運動会を見学しました。
この幼稚園に通い始めて、5年になりますが、さまざまな行事を通じ、子どもたちの成長を感じることができます。
幼児教育が重要であることを教えてもらったのも、この園でした。
五感が発達し、自分のことは自分でできる子になる姿、
チャレンジする心と思いやる心、自分で考える力と判断する力を身に着けていく姿を見るのが楽しくて、この園に通っています。
その結果を見ることができるのが、運動会と卒園式です。
運動会では、あきらめない姿と、転んでもすぐ立ち上がる姿をよく見ました。
失敗したり、泣いたりした子どもを助けるのも、子どもたちです。
ここでは、一人で泣いている子どもはいません。
泣いた子どものそばに駆け寄るのは、一人の子どもだけでもありません。
自然と仲間が周りに集まる。
年長児のリレーは、走る順番を決める作戦を考えるのも園児自身。
子どもたちが生きる力を身に着けている姿を見ることができる機会が、この運動会でした。
この園の教育は「自然」です。
卒園式で年長児を見ると、凛々しい子どもになって巣立ちます。
私は毎年この光景を見てきました。
入園式で泣いていた子どもたちが、こんなに立派になる素晴らしい3年ですが、
園を知れば知るほど、「自然」なのです。
英才教育で縛るのではなく、子どもの力を引き出す教育がこの園のスタイルです。
私はこの5年で、日本の教育で、幼児教育はもっとも重要だと思うようになりました。
人が人として成長する根幹をつくるのが、幼児期です。
幼児教育の内容を充実させること、これは未来への約束です。