接種スケジュールとアフター接種

新型コロナワクチンについて、連日報道を賑わしてますが、大半が事実ですが、表現によって不安を煽るのはやめてもらいたい。

憲法でいう表現の自由なのかもしれませんが、この一か月、ノイローゼになりそうになったお年寄り、特におばあちゃんをたくさん見て来て、その都度、丁寧に説明を行い、安心して頂きました。

政治家でも一部が不安を煽っている人もいて、まったく何を目的としているのか理解に苦しむこともありました。

先月上旬に私が繰り返し申し上げて来たのが、

「ワクチンは足りないのではなく、供給が遅れている」

ということで、医師が接種できないと判断しない限り、打てない人は出て来ません。

他国と比べ、ワクチン接種が遅れているのは事実で、集団接種訓練を日本で一番初めに実施したにも拘わらず川崎市が遅れているのも事実。

しかし、個別接種の対応をしてくれる医療機関が増加し、明日から開始する大規模集団接種を始め、当初よりも前倒しで、7月末には65歳以上の方が接種完了できる見通しがついて来ているように思えます。

今後のワクチン接種計画について、川崎市の担当に確認したところ、大規模集団接種が始まり、その状況を確認できる今週に詳細を詰めて行きたいということです。

個別接種の医療機関の数等が集約できていないという課題も整理していくということで、体制の問題も含んでいますが、現時点において、ワクチン接種計画だけでなく、ワクチン接種後の生活様式を考えていくことも大切です。

これは、個人の生活だけでなく、飲食店を始めとしたまちのお店や公共機関等においても対策すべきことと緩和できることをしっかり明示し、場合によっては設備投資も行っていかなければいけません。

遅れている自治体でも接種スケジュールがある程度示せるようになる今月ですので、接種スケジュールとアフターワクチン接種の生活様式への対応について議論を深めて行きたいと思います。